「情報発信」は組織的に行なっていくべきもの―「情報発信」を通じた社員との意識共有は最強の武器―Ⅲ
私がかなりのエネルギーを割いて継続している様々なタイプの情報発信。
にもかかわらず、社員の関心はいまいち・・・・・
ところで私は、今後この状況も少しずつ変えて行こうと思っています。
というのは、理想的に言えば、情報発信そのものは組織的に行なっていくべきものであり、社員を含めた組織全体が、そのことを強く意識すべきものだと考えるからにほかなりません。
そこで、強制ではありませんが、たまたま私の車に同行する社員が出てきたとき(どこに行くのにも大抵私の車で移動し、私が運転するのですが・・)は、私の番組であるラジオ放送を録音したCDを一緒に聞くようにしています。
まあ、社員の立場からすれば「聞かされている」と言った方が的を射ているのかも知れませんが・・・
自分の声が流れる放送を聴くのは、どちらかといえば恥ずかしいものです。
しかし、ちょっと無理して「これがつい先日の放送。どうだい?」と、気軽を装って感想などを聞くようにしているのです。
社員にとっては多少迷惑なボスの行動かも知れませんが、これも仕事の一環です。
それに、ある意味重要なことは、社内で言っていることと少し違った表現や切り口でしゃべっていますので、彼らに私の考えていることや考え方を知ってもらういい機会だと思うからです。
それからこのブログやコラムを、アップする前に一人の社員に、私が音読して聴いてもらうことがあります。
その社員が聞いていてよくわからない表現、内容が出てきたとき指摘してもらうためです。
ほとんどダメ出しをされることはないのですが、読んでいる自分が読みにくい箇所があったり、よくわからない表現が出てくる場合がありますので、そのときは書き直しています。
情報を発信する立場の人間としての一つの自分に課したハードルといえるかも知れません。
つづく