経営者の「情報発信」もマルチにできる―マルチチャネル戦略、現代の「情報発信」は一筋縄ではいかない―Ⅱ

先日、こんな面白い経験をしました。

私が出演した地域FM局の番組内での話です。

 

この日は、本チャンの放送とは別に、放送風景の動画をスマホで撮影し、同時進行でFB(フェイスブック)で流したのです。

この番組に出るのは、確か2回目だったのですが、FBに流すのは初めての試みでした。

 

ラジオの方はおしゃべりの時間と音楽を流す時間とコーナーが分けられています。

これに対して、FBではラジオで音楽を流している間にも、新規ショップやイベントチラシなどの画像を映していろいろなインフォメーションを紹介していました。

 

つまり、FM放送における番組という従来の情報発信手段を、並行してFBというSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使うことによって、マルチに活用していたことになります。

ラジオでは「音」しか伝達手段として使えませんが、その場にFBを持ち込むことで、「画(え)」も伝達手段として付け加えたことになるのです。

 

冒頭の「マルチチャネル」の説明は、「販売」という企業本来の事業活動に関するものでした。

考えてみれば、経営者の「情報発信」も、これと同様にマルチにできるのではないでしょうか。

というより、こんな風に可能ですので、是非行なっていただきたいと思っているのです。

 

この日のFM放送番組では私はゲスト出演でした。

私を呼んでくれた若い番組主催者は、インターネットやSNSを駆使することに長けており、この日初めて試みとしてFBとFM放送を繋げてみたのでした。

 

この番組、SNS(FB)でも流します。

 

つづく