濃淡で決まるフォーマル度―ジャケパンの流儀・・・変化を楽しむ日々―Ⅳ

ジャケパンの組み合わせでもっともオーソドックスなのが、ネイビーのブレザーとグレーのパンツの組み合わせです。

これは私も好きで、よく使うコーディネートですが、モナコのカジノでも唯一入場を許されたセパレーツスタイルと聞いたことがあります。

つまり、この組み合わせであればフォーマル度が高いということになります。

 

ネイビーとグレーの組み合わせは、パンツの色が濃くなるほどビジネス寄りでパンツの色が明るくなればカジュアルな印象を受ける気がします。

私は硬い会議などの時は、できるだけダークなパンツを合わせて行きます。

 

グレーのパンツにはチェック柄も多いので、ネイビーのブレザーとの組み合わせは結構楽しいものになります。

シェパードチェックやグレンチェックのパンツはお洒落に見えるのではないでしょうか。

 

またこの組み合わせは逆にすることも可能で、グレーのジャケットに濃紺のパンツは私のよくやるコーディネートです。

この時もジャケットの色が濃いほどビジネス向きと思っています。

 

茶系のジャケットの場合、私は同系色の濃淡で合わせる機会が多くなります。

こげ茶のジャケットにキャメルのパンツとか、さらに濃い茶色のパンツとかをあわせます。

グレーやネイビーを持ってくるという上級技もあると思いますが、今のところチャレンジはしていません。

 

茶系は、ほとんどが冬のファッションなので素材もツイードとかフラノといった厚めの生地が多いのですが、夏の茶系も多少気になるところです。

夏に茶を持ってくるのは、やや上級者というのが私のイメージですので、まあ今後の課題と言っていいかも知れません。

 

セミナー講師は硬めのブレザー

 

つづく