細かいところまで気を配る姿勢が大事―経営者の「装い」、見た目の重要性を改めて考える―Ⅱ
聴取者からは、見えないはずのラジオ出演の際にも、服装に気をつけている私。
それは何故でしょうか?
その理由の一つには、現在番組を持っているFMラジオのスタッフが全員女性ということがあります。
彼女たちと、できるだけ良好なコミュニケーションを図るためにも、ファッションはある程度きちんとしたものである方がいいだろう、という私の判断です。
彼女たちはどちらかといえばカジュアルな恰好が多いので、多少の違和感はあるものの、リスペクト意味も込めて私はきちんとした格好で臨むようにしているのです。
そういう私の気持ちに対しては、言っての評価はしてくれていると思います。
もう一つは、番組の冒頭「入り」の際に、コンビを組んでいるパーソナリティーの女性に、私がその日着ているものをちょっといじってもらう、という効果もあります。
タイムリーなテーマを取り上げることも多いので、そのときの季節感とファッションを一致させるという、私なりの配慮でもあるのです。
大抵、狙い通りに彼女は、うまい具合に私の着ているものをいじってくれるので助かります。
録りなおしの効かない生放送なので、そういった会話のスムースな入りはとても大事なのです。
以前、私が所属している業界団体である税理士会(コンサルタントとは別の)の広報を担当していたとき、5,6年続けてテレビに出演したことがありました。
このときは、私にスタイリストさんなど付く訳もないので、自分なりにかなり考えて服装には気をつけたものでした。
そのテレビ番組の収録は、12月中に行なわれるのですが、放映は年が明けてからになるために、真冬の恰好ではなく、少し春らしい装いを意識しました。
メディアに出るということは「業界の顔」という責任もありますので、結構細かいところまで気を使ったものです。
テレビに出演した時のスナップ。新人アナウンサーと。
つづく