「知らせること」の本質的な意味について考えてみる ―専門家のアドバイスが必要な情報整理―Ⅱ
もっと広い世界に、今取り組んでいる事業を売り込んでいこうよ、というお話なのですが、そのために、こちらが発信したい情報を整理し、ある程度ボリュームも持たせておけば、いつでも、しかも継続的に発信し続けることができますよ、という提案なのです。
ただ、その前段として、最初からいきなり大量の情報をストックしようとしてもまず不可能です。
「そうか、じゃあ事業についての資料やデータ、それから書き下ろした文章などをたっぷりと用意しなくちゃいけないなあ・・・」
などと考えていたら、おそらくいつまでたっても始まりません。
そういうやり方ではなく、自分はどういったことをアウトプットしたいのか、ということの「方向性」を大枠で決めたならば、まずは「出せる情報」からSNSなどを通じてどんどん発信していきましょう、とご提案しているのです。
但し、この「方向性」の決め方は極めて重要な要素になるために、自分だけで考えるのではなく、客観的な判断のできる専門家のアドバイスが必要ですよ、と申し上げているのです。
さて、そうやって発信し続けた情報は、次第にストックされて大きな財産になっていきます。
この大切で大きな財産を形成していく「出せる情報」の整理、判断ということも当初結構難しい作業になります。
そのために、この場面においても、長年こういったことに取り組んできた専門家の的確なアドバイスが必要とされるのです。
つづく