大切な情報発信、永く続けるためのコツ―持続的かつ本質的な販売促進効果を狙う―Ⅳ(おしまい)
ただ、この文章をまとめ上げるというしんどい作業も思わぬ副産物を生みだすことがあります。
この「副産物」については、以前にもこのコラムで触れていますが、現在経営者が何かしら自社の問題点について悩んでいるとしたら、その問題解決の糸口が見つかるケースがあるということです。
更に、それまで気付かずに、潜んでいたあらたな課題が顕在化してくるということもあります。
つまり、放送や連載といった形の情報発信を続けるということは、半ば「強制的」にその内容を考え続けなければならない状況に自分を追い込むことになりますので、そのことが、自らの視野を広げたり物事への考察力を深くしたりすることに繋がるのです。
またこれには、聴取者や読者という第3者が絡んでいるために、怠ける訳にはいきません。
経営者の情報発信は、このように思わぬ副産物を生みだします。
何よりも、自らの成長発展につながることは確かです。
今回書きました「ネタに気付く」「ネタを文章化する」の二つは、「見つける力」と「まとめる力」という言い方をしてもいいかも知れません。
これらの力をつけていただくためのコンサルティングも、私は会社を立ち上げ、仕事としています。
その波及効果は、おそらくみなさんの想像以上なのではないでしょうか。
理由は単純明快、そんなことをやっている人が少ない、からです。
ちょっとしんどいけれど、持続的かつ本質的な販売促進効果が上がるこの手法、興味を持ってみませんか。
おしまい