大切な情報発信、永く続けるためのコツ―「書く」ことは「慣れる」こと―Ⅲ
さて、とにかくネタを捜していれば「何か書けるのでは・・」と書きました。
というのは、ラジオでしゃべるにしても新聞にコラムを書くにしても、「書く」という行為が基本になるからです。
基になる原稿を書かないことには始まりません。
それでは、話題を捜す「感」が身についたとして、探し当てた話題を文章化するにはどういった条件が必要でしょうか。
何かコツとか、こうすればOK!と言ったポイントとかあるのでしょうか。
これについては、結論は単純明快です。
「慣れるしかない。」としか言いようがありません。
「文章化」というのはしんどいといえばしんどい世界ですが、これは慣れていくしかないのです。
「これはいいな!」というテーマを見つけても、それを一つのまとまった文章としてまとめ上げるのはかなり億劫な作業ではあります。
せっかく見つけたいいテーマも、他人に伝わるように書き上げるにはそれなりに推敲を重ねなければなりません。
しいてコツとして言えるのは、最初からいいもの、完成度の高いものを目指そうとしないことだと思います。
70%から80%のできでもいいから、とにかく起承転結に気をつけて、最後まで書き切ってみることです。
こういうことを繰り返していれば、やがて完成度の高い文章に近づいていきます。
つづく