私が考える地方企業が取り組むべき販売促進戦略パート2のⅥ

「地元メディア」への参入ということでいえば、具体的には私の場合、地元の地域FM局に番組を持たせてもらっている。

月に1回の放送で、もう4年以上も出演し続けているのだ。

自分では、大した負担とも思わずに、気楽にやってきたつもりだったが、これは珍しいケースらしい。

 

これを或る意味、事務所の販売促進の一つと考えれば、他の税理士がこんなことをやっているという話は聞いたことがないので、極めてまれなケースになるようだ。

だとすれば、前述のようにこのことを大した負担とも思っていなかった私にとって、期せずして差別化を図っていたことになる。

 

番組のタイトルは「未来を見据えよう『先見経営のすすめ』」という、私にしては割と真面目なものである。

これは、地元の企業の経営を見つめてきた税理士という立場から、税務からだけではなく、少し視野を広げて経営全般を支援したいという気持ちからつけたものだ。

 

我々の職業も、税務という限定的な専門性から少し幅を広げた視点を持つことで発信すべき情報は格段に広がる。

特に経営支援、中でも「経営改善支援」「経営革新支援」というスタンスをとれば、提供すべきテーマは無限に広がると言ってもいい。

 

 

つづく