私が考える地方企業が取り組むべき販売促進戦略パート2のⅤ
最後に、私が自らの事業(会計事務所経営)において、販売促進に利用している最もユニークな取り組みをご紹介しよう。
それは「地方メディア」への継続的な出演(出稿)である。
これまで述べてきた販売促進に関するアイテムは、通常取り組み可能なタイプのものであり、料金を払ったり業者に頼んだりすることでいずれも実現可能である。
まあ、当たり前の話だ。
しかし、メディアへの出演(出稿)となると、お金の問題ではなくなる。
それどころか、場合によってはこちらが出演料(原稿料)などをいただくケースもある。
また、業者に頼めるものでもない。
メディアとの接点については自分で開拓し、それを継続するのも自分の力で何とかするしかない。
たまたま、出演や出稿をメディア側から頼まれることで、最初のきっかけができることもあるが、継続するとなるとこちら側の意思と続けるためのメニューが必要である。
もし、事業者側に継続的に発信できるコンテンツがあれば、メディアへの参入は強力な販売促進手段になってくると考えられる。
というのは、先述したように他の手段(お金とか業者とかを使うという)と同じアプローチができないからである。
つづく