地域企業の儲け方Ⅹ
とはいえ、販売促進は、最終的に販売そのものに繋がらなければ意味がない、とも言えよう。
そのためには、販売促進の様々な仕掛けを仕込んだならば、それが「顧客が購入する」という行為につながるように、全体の仕組み作りをしなければならない。
こういった一連の取り組みは、様々なパーソナルメディアを多重的、多層的に駆使するものなので、従来の商売の仕組みの中には存在しなかったものである。
従って、当初は億劫に思えるかも知れないし、なにからどんな風に始めればいいのか見当もつかないだろう。
しかし、現代ビジネスの仕組みの中では当り前のこととして要請されているものであり、こういった世界に慣れ親しんでいる年齢層も今後どんどん厚くなってくる。
繰り返しになるが、このような特性を持った現代の顧客に応えるためにも、まずは自社のHP(ホームページ)を持つことから始めるべきではないのか。
自社の様々な情報発信を含めた販売促進の仕組み作りを行ない、それが実際の販売まで一貫性を持たせることができれば、「販売力強化」の一つの課題が克服できたことになる。
つづく