地域企業の儲け方Ⅸ

私がもっと販売促進に力を入れてほしい、と考える理由は２つある。

 

一つは、パーソナルメディアを利用した販売促進は費用がそれほど膨大なものではなく、かつ、現代社会に深く根付いているからである。

これを利用する人の人口としての分母は今では実に大きいといえよう。

 

そこに向かって廉価な費用で情報発信できるということは、費用対効果のコストパフォーマンスが実にいいのである。

こんな便利なものを利用しない手はないのではないか。

 

もう一つは先述したように、今さら「営業」にエネルギーを投入するのは、中小企業の場合、かなり難しいのではないかと考えるからである。

経営者自身の腰もなかなか上がらないだろうし、これから社内に営業部隊を編成するのも簡単な話ではない。

 

だとすれば、黙っていてもひとりでに営業の代わりをしてくれる、販売促進の仕掛けを様々に工夫すべきではないか。

販売促進はある意味静かなる営業部隊なのだ。

 

更に、ＨＰなどをうまく利用した広告宣伝を仕掛けることができれば、これまで接点のなかった新しい顧客層の開拓も夢ではない。

 

 

つづく