来年度はどうなる?事業再構築補助金

ポストコロナ時代の経済社会に対応するため、中小企業の思い切った事業再構築を支援する目的で令和3年から始まった「事業再構築補助金」。

12月開始の公募が今年度最後になるものと思われます。

さて、令和6年度もこれまでと変わらず実施されるのでしょうか?

 

少し前に気になるニュースがありました。

これによると財務省から「中小企業対策費の早期正常化を」と提案があったようです。

中小企業対策費とは、コロナ禍に対応した補助金や資金繰り支援に充てられるもので、
2020年度はリーマンショック時の約9倍にあたる28兆円と大幅に増加しています。

事業再構築補助金もこの中小企業対策費に含まれています。

しかし、最近は公募数が以前より減少傾向にあることや、安易な申請が目立つこと。
ゴルフ(シミュレーションゴルフ)事業やエステ関係など、業種に偏りがみられるようになったことが、一部問題視されているようです。

その結果、審議会では廃止を求める意見も出たとか・・・

 

経済産業省の概算要求では、これまで通り予算計上されていますが、
来年度以降は、大きく内容が変わることが予想されます。

新規事業による再構築を本気で検討されている方は、
12月公募に間に合うよう早めに準備にとりかかることをおすすめします。

弊社は経営革新支援機関として、申請のサポートを実施していますので、
お気軽にご相談下さい。