【H20.10.28】 銀行はココを見る
今回のセミナーは、お忙しい経営者の方に短時間で重要ポイントを理解していただく事をテーマに、1時間限りのプチセミナーという形で開催いたしました。
金融機関が決算書ならびに企業のどこに注目しているのか?、どうやって企業を格付けしているのかを具体的に解説。
平成11年4月に発表された「金融機関マニュアル」をきっかけに、金融機関が企業を格付けするようになりました。
銀行は決算書を表面的に見るのではなく、企業の歴史や動向、業績アップへの姿勢も格付けの判断基準としています。「赤字だから融資は無理。」ということではありません。黒字転換への意欲や努力をアピールすることで、格付けを上げることが可能です。
当日は、格付けを上げるための具体的な手法も公開。今後の企業活動にお役に立てていただけると思います。
「金融機関マニュアル(別冊)」は金融庁検査員のためのマニュアルでもあり、銀行はそれに即した審査をしています。しかし、裏を返すと銀行が「企業をどう見ているか?」が公に公表されているとも言えます。
今年に入って金融庁が「金融検査マニュアル(別冊)」をわかりやすく解説したパンフレット「知ってナットク」を作成しました。そこには、中小企業を審査する際に気をつけることが網羅されています。ぜひ一度ご覧になることを強くお勧めします。
「金融検査マニュアル(別冊)≪中小企業編≫がわかる「知ってナットク」