なにもかもすっかり変わってしまった!―我が社のDX(デジタルトランスフォーメーション)を考える―Ⅲ

巷ではDXDXと騒いでいるので、いったいどんなコンセプトなのだろう?と調べてみると、ただ騒がれているだけではなく、経済産業省も何やら難しい言葉でその定義を示していました。

これにキチンと取り組まなければ、企業としてまるで世の中から置いていかれるかのような印象です。

 

というわけで、我が社のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組み状況を調べてみました。

なんとなくいろいろデジタル化や合理化、効率化は進めているとは思っていましたが、改めて整理してみると意外な事実が判明したのです。

 

調べてみたら、

「うちの会社はぜんぜんダメじゃん。全くデジタル化、効率化が進んでないじゃないか!」

となったのか。

或いは

「なんだ!いろいろと整理してみると、いつの間にかDXに叶っていたじゃん。」

となったのか。

「意外な事実」というのは、いったいどっちだったのでしょうか。

 

私の感想としては、どうやら後者のようです。

「意外に進んでいるんじゃないの!?!うちの会社!」

というのが、今回、すべての業務を整理してみて私が持った、社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)状況です。

 

私は2代目ですので、父の時代と比べてみれば割と一目瞭然ということになります。

まあ、はっきり言って、なにもかもすっかり変わってしまった、と言っても過言ではありません。

 

どう変わったのか? 

まず社内の業務は「監査部」「総務部」に分けられます。

これは基本的に昔から変わっていません。

 

「監査部」は、顧問先である顧客と接触し、主として税務会計の専門的なサービスを提供します。

「総務部」は、「監査部」のメンバーが滞りなく働けるように、社内において様々な総務的業務をこなします。

このあたりは、どこの会計事務所でも似たような組織編成になっているのではないかと思います。

 

ちなみに、少し話は逸れますが、普通の企業にあるような「営業部門」というものが存在しません。

私はこれが、この業界の際立った特徴ではないかと思っています。

 

 

つづく