値下げ交渉から始まった―メルカリ始めてみたら・・・ネット社会のいい勉強になります―Ⅵ
いよいよ、メルカリに出品を始めた私。最初に出品したのは、最初の1枚を購入したのが40年前、一番新しいものでも30年近く前に買ったペンドルトンのバージンウールシャツでした。
全部で4枚所有していた中の一番のお気に入りは手元に残して、あとの3枚を出品してみたのです。
「値付け」には迷いましたが、一応これくらいかな?と検討をつけて、あとはえいやっと、とにかく出してみたのです。
最初の2,3日は見る人や「いいね」をくれる人はいるものの、コメントや注文はなかなか入りません。
そうすると、最初にあげた一枚にコメントが入りました。
服のサイズや状態について細かいところを聞いてきます。
「おっ、買う気があるのかな?!?」
と、少し気持ちがはやります。
そのはやる気持ちを押さえながら、丁寧に対応していたら、
「4800円の値付けを4500円でどうですか?」
と打診してきました。
「ええい、最初の取引だ。ここでまとめてしまえ!」
と、腹を決めて、値下げに応じました。
ということで、そこで即決となり、売却が決まったのです。
そこから先もあまり良くわかっていなかったのですが、まず、私は自分のサイト(「マイページ」といいます。)の値段を最初の4800円から4500円に下げます。
するとすかさず、さっきの購入を決めた相手はメルカリに支払いをするらしいのです。
と、同時にメルカリから私に購入者が出たことを知らせてきます。
私はそれを了解したことのコメントを購入者に送って、品物を送付する準備に取り掛かるのです。
荷造りはできるだけコンパクトにした方が安くつくので、ペンドルトンのシャツの場合は小さく畳んで、台所にあったジップロックの袋に空気を抜きながら入れました。
それをコンビニで買ってきた専用の小さな箱に詰めて、荷物は出来上がりです。
送付には、まず専用のバーコードをスマホ上で作成します。
それをコンビニ備え付けの読み取り機に読み込ませ、送り状の事前チケットを印刷させるのです。
そのチケットをレジに持っていき、送り状を印刷してもらい、それを荷物に貼って引き取ってもらえば、送付に関する手続きはおしまいです。
荷物をコンビニで引き渡したら、先方に出荷したことをメールします。
そしてあとは、その荷物を先方が受け取った、という知らせがメルカリから入るのを待つのです。
こいつは2枚目に売れたペンドルトンです。
つづく