「顧客からの支持」を得るために各企業は頑張っている―「情報発信(アウトプット)」の継続にコツはあるのか?―Ⅳ(おしまい)

新たに何かを生み出すという作業は、あのユーミンでも苦痛であるという今回のお話。

「情報発信(アウトプット)」の手段として文章を書く際にもそれは同じことで、なんとも大変なのはおじことですが、コツとしては、とにかくそのとき書き始めたテーマを、何が何でも最後まで書き切ってしまうことです。

 

この、「とにかく何とかダァーっと書き切った文章」を、読み返してみると、初めは何とも痩せてプアな内容であることが普通です。

これに、内容的にも或いは細かい表現や適切な修飾語などについても、少しずつ肉付けをしていくことになります。

 

それを2,3回繰り返せば、量的にも質的にもある程度まとまった文章が出来上がるのです。

といっても、これは私が修得した文章術ですので、個々人が「情報発信(アウトプット)」を続けていく中で、自分なりのやり方を掴んでいけばよいと思います。

 

とにかく、これはひたすら「慣れ」の問題ですから、初めは苦しいかも知れませんが、やがてこのパターンが身についてくれば、時間も投下するエネルギーも少しずつ軽いものになってきます。

まあ、「生みの苦しみ」は、あのユーミンさんも感じているように、常について回ることは確かですので、その点は私たちも受け入れざるを得ません。

 

あとは基本的に「情報発信(アウトプット)」をどう楽しむか、ということだと思います。

ミュージシャンが苦しい、といいながら音楽を世に出すことに生きがいを感じているように、社長も自らの事業について世の中に対して「情報発信(アウトプット)」することを最後には楽しんでもらいたいのです。

 

それが優れたものであれば、ミュージシャンには「ヒット」というご褒美が待っています。

社長にはどんなインセンティブがあるのでしょうか。

私はそれは、顧客による「事業への支持」というご褒美だと思っています。

 

この「顧客からの支持」を得たいがために、各企業は頑張っている、と言っても過言ではありません。

絶大な「顧客の支持」を得るためにも、社長の「情報発信(アウトプット)」はぜひ続けてみてください。

 

             ご褒美は欲しいもの(^^♪

おしまい