自由民主主義社会の旗手としての面目を取り返せるか?!?―真実を知りたいだけなのだが・・・いったいこのメディアの劣化ぶりは!?!―Ⅲ(おしまい)

真実を報道しようとしないアメリカの大手メディア各社。

それに追随するだけなのでやはり本当のところがちっとも伝わらない日本のメディア。

そのどちらにもがっかりさせ続けられているのが多くのアメリカの国民であり、我々日本国民といえよう。

 

それにしても、現在アメリカで起こっていることを、全く正確に伝えようとしない大手アメリカメディアは、もうすでに「劣化」という言葉では表現できない領域に入っているのではないだろうか。

彼らを「真実を伝えようとしないある方向」に偏向させる大きな力が働いているとしか考えられない。

 

こういう言い方をすると、それは「陰謀論」的な解釈に過ぎない、とすぐに切り捨てたがる人がいるが、アメリカの大手メディアが極めて偏向していることは紛れもない事実なので、陰謀もなにもないのだ。

すでにアメリカ国民の70%は大手メディアの報道内容を信用していない、という統計が出ていると聞く。

今回のアメリカ大統領選挙におけるすったもんだで、その割合はもっと大きくなったのではないだろうか。

 

メディアが当てにならないレベルというのは、いくつかの段階があると思う。

まず、取材能力が稚拙でまともな記事や報道に至らないというケース。

メディア側の規模が小さ過ぎたり、記者の力量不足だったりで大したネタが取れない場合である。

 

次に、事実確認はできたし記事は取れたものの、その内容がメディア側の意図に反しているので報道を控えるケース。

今回しばしば使われている「報道しない自由」という奴である。

 

最悪なのが、ありもしない事実をでっちあげて報道するケース。

かつて朝日新聞が度々行なったやり方である。

アメリカの大手メディアにも、トランプ大統領周辺の観測記事としてそれが多く見られた。

 

今回のアメリカ大統領選挙においては、上記の2番目と3番目が大手メディアによって広範に使われたし今も使われている。

でっち上げが堂々とまかり通っているのだ。

 

それにしても、最先進国にもかかわらず、このお粗末な選挙の顛末というのはどういうことなのだろう。

集計制度と管理が杜撰すぎるのだ。

 

アメリカは先進国として、・・。

その行く末によっては日本も大きな影響を免れ得ない。

 

アメリカの自浄作用が強く働くことを願ってやまない。

 

おしまい