電池もない!!―危機管理対応力が問われる中でハッと思い当たること― Ⅰ
現在、東京の娘たちのところで孫たちの面倒をみながら暮らしているカミさんからメールが入っていました。
千葉で一人暮らしをしている長男の衛生管理や健康管理面がどうも心もとないから、マスクとか除菌グッズとかあったら送ってやってくれないか、という内容でした。
その手の商品は首都圏では全く手に入らず、入荷もいつになるかわからないとのことで、こっち(鹿児島)でまだ売っているようだったら送って欲しいという依頼だったのです。
その前に長男本人から、体温計のボタン電池があったら送って欲しいというメールも入っていました。
マスクは定期的に病院にかかっている母のところにストックがあったのですぐ手に入りました。
しかし、電池は入荷すら目途が立たないと言われ、
「ああ、そういうものも不足しているんだ。」
と認識させられたのです。
除菌グッズなるものは、私もこれまでちゃんと見たことがなかったので、早速ドラッグストアへ行ってみました。
店員さんに聞いてみると、
「いやあ、その手のものは全くありません。」
と、除菌グッズのコーナーへ案内され、見ると棚はほぼ空っぽだったのです。
そうか!少しのんきに構えすぎていたな、と反省しつつ、事務所でそんな話をすると、親切にも職員が
「私、探してみましょうか。」
との申し入れ。
「ついででいいから、ダメもとで頼むわ。」
と、依頼していたら、次の日には
「少しですけどありましたよ。」
との返事。
見つけてくれた職員に大いに感謝し、無事マスク、電池、除菌グッズなどを送ることができました。
うーーん、ここは大いに悩むところです。
買い占めはいけないけれど、必要となるとこんな風になかなか手に入らない、という事実。
トイレットペーパーやティッシュペーパーは、充分供給が確保されているので、馬鹿な行動は慎むように、というのは報道されている通りです。
しかし、トイレットペーパーやティッシュペーパーといった主力商品の周辺グッズひとつひとつを細かく見てみると、結構こういった事態に陥っているのが現実でもあるのです。
これは、パートさんが作ってくれたマスク。立体裁断で私のデカい顔にもぴったりです(*^^)v
つづく