2色で抑えるなんて難しいよなあ・・―「外し」の楽しみ・・ファッションはド直球だけじゃつまらない―Ⅱ
私が思うところの「外し」の2大要素である「色」と「小物」。
ここでいう「色」は、よくいわれるところの「差し色」という奴です。
「差し色」について考えるとき、ちょっと悩むのは、ファッションの基本に次のような指摘がある点です。
それは、男性のファッションについては、いろんな本を読んでも
「最低2色までに抑えなさい。どんなに使っても3色以内にするべきです。」
なんて書いてあります。
おそらくその通りなのでしょうが、2色で抑えるなんて却って難しいよなあ・・と思います。
濃紺のスーツに真っ白のシャツ、それに濃紺のネクタイ・・・シンプルイズベスト、の代表格(高倉健とか似合いそうですね。)みたいなコーディネートですね。
とはいえ
「逆にそう度々はしないなあこれ。」
っていうコーディネートになりますな、私の場合。
大体ネイビー(濃紺)の上下、っていうの自体持っていないので、これはこれで問題なのですが・・・・
ネイビーに関しては、ブレザーやジャケットは何枚も持っています。
ネイビージャケットには普通グレーのパンツを合わせます。
パンツの色味はライトグレーからミディアムグレー。
チャコールグレーになるとネイビーとのコントラストがつけにくくなるのであまり用いません。
その際のシャツは白かブルー系が多くなります。
パンツが無地のグレーの場合、シャツにはストライプか細かいチェックを持ってくることもあります。
ジャケット、パンツとも無地の場合、組み合わせとしてはまだ大人しい方だと思うので、ネクタイで少し遊びます。
ライトブルーを持ってきたり、えんじ或いは赤系を締めたりと、他とのコントラストをあえてつけるのです。
差し色といってもこの程度なので、先述の「男のファッションは2色或いは3色まで・・・」という教えに、それほど反しているとも思いませんが・・・
ネクタイも小紋とか伝統的なストライプであれば、かなりきちんと見えますので、遊んでいるとすらいえないかも知れません。
色味を抑えたコーディネート。結婚式ですので当たり前といえば当たり前ですが・・・もちろんサングラスは外して出席します。