業界のあり方について根本から考えるⅢ

そこで、話は少し変わるが、最近、東京で同じく税理士を職業としている私の弟に首都圏の様子などを聞いてみた。

すると、会計人の業界もかなり様変わりしつつあるという。

若手の税理士を中心に、我々のサービスの提供の仕方に変化が見られ始めたらしい。

 

我々の職業は、おそらく税務申告をサポートするところから始まったと考えられる。

そこでは、事業を行なっている者は個人にしろ法人にしろ決算を確定し、税務申告をしなければならない、という強制的な義務働く。

 

自主申告制度を根幹とする我が国において、少なくとも年1回、事業者の税務申告をサポートすることで我々の職業は成り立っていた。

 

 

しかしながら現在では、私の事務所のように月々の業績チェックを標準とする場合、この年1回のサポート業務は「年一決算業務」としてむしろ別建てでとらえている。

年1回の税務申告だけサポートする業務の方が例外的な位置付けになっているのである。

 

そう、現在では月々顧問先を訪問して帳簿や数字をチェックし、月次の業績を把握するのが標準的な関与スタイルとなっているのだ。

すべての事務所がそうかどうかは知らないが、私の事務所ではそういうやり方を採用している。

 

 

つづく