SNSもいいけれど、むしろ肉声、肉筆のリアリティーに人々の心が動くこれからの時代Ⅰ
私は既に5年以上地域のFM放送に番組を持ち、毎月30分、ビジネスについて私が思うところ、新しく仕入れた知識などをパーソナリティーとの掛け合いでしゃべっています。
このラジオという媒体は、私の重要な情報発信手段の一つなのです。
一方で、インターネットを通じたブログやコラム、フェイスブックでのコメントなど、SNSを通じた情報発信もかなりと頻度と量をこなしています。
ラジオとSNSこの2種類の媒体は、明らかに異なる性格を持っています。
どこがどう違うのでしょうか。
それは、どう表現すればいいのか、なかなかお伝えするのが難しい微妙な違いでもあります。
この「明らかに異なる」けれど、それを伝えようとすると「微妙な違い」というところが、この相違点の特徴であり表現するのが難しいポイントでもあるのです。
それは「肉声の持つリアリティー」とでも呼べばいいのでしょうか。
私が直接しゃべる声を旧来の媒体であるラジオの電波にのせてお届けする、このアナログ感が聞いた人の感情に直接届く効果を高めているらしいのです。
まさか私の話をわざわざ録音してまで聞く人はいないでしょうから、たまたまその時間その放送を聞いている人とは一期一会、一回こっきりの邂逅ということになります。
ただ、この出会いの濃さは、SNSなどでサラッと読まれる出会いとは明らかに異なる濃度を持っているように私には感じられます。
つづく