大切な情報発信、永く続けるためのコツ―繰り返しの効用を狙う―Ⅰ
私は、地元のメディアであるFM放送や新聞にコメントやコラムの原稿を寄せることによって、事業の販売促進に役立てています。
広告と違って全くお金はかけていません。
それどころか、逆に原稿料をいただくこともあるくらいです。
こういった場を利用しながら、自分の専門性をアピールしつつ、現在進めている事業の近況や紹介を巧みに織り交ぜてしゃべったり書いたりしています。
仕事に関してかなりいい宣伝になっているのではないかと思っています。
ひとつひとつの放送時間やコラムの分量はそれほど大したものではないため、1回や2回では大きなインパクトは期待できないかも知れません。
しかし、レギュラー担当者や連載になると、聴取者や読者は定期的にその内容を何回も耳にしたり読んだりすることになります。
その際、番組の前後しゃべり手として、或いはコラムの著者として、事務所名や私の名前、肩書などが毎回パーソナリティーの音声や紙面の文字で繰り返し紹介されることになります。
話の内容もさることながら、これが事業の紹介と共に大きな宣伝効果を生むのです。
これを続けていくためには「話題の継続的な提供」ということが必要になります。
但し、専門家という立場で出演したり書いたりしていますので、その専門性を大きく外した話題というものを持ってくる訳にはいきません。
私には「中小企業経営の経営支援」という大きなテーマがあります。
これはかなり大きなテーマのため、私の場合、特にお客さんである「地方の中小企業の経営革新支援」というところに的(まと)を絞っています。
そういう背景もあって、普段の生活の中でも、なにかとこのテーマに沿った話題を探すことになる訳です。
つづく