メディアと経営の関係―そのあり方と時代性について考える―Ⅲ
メディアを取り巻く環境が大きく変わった中で、その特徴の2番目は、メディアのチャネルがめちゃくちゃ増えたことと、そのほとんどが双方向性であるということです。
インターネットを基盤とした様々な媒体、特にSNSに関してはそのサービスはより取り見取りです。
ツィッター、FB(フェイスブック)、インスタグラム等、様々な媒体を選ぶことができます。
こんな風にブログを書いて、それをHPで発表することも可能です。
しかも、このブログは自社のHPだけでなく、同業者グループのHPでも取り上げてもらっています。
もし、他のコラムなどで引用でもしてもらえば更に広がっていくことになります。
パーソナルメディアとはいえ、接点を持つ人たちを通じて大きな分母を作っていくパワーとスピードは、決して侮れたものではないのです。
私は普段FBをよく触っていますが、情報の受発信についてはその両方を割とまめに行なっている方かも知れません。
FBユーザーの中にはほとんど読むだけで、自分からはコメントを入れてこない人もいます。
こういう人は情報の受信媒体としてだけ、FBを位置付けているのでしょう。
ただ、そんな人も「いいね」だけはポチッと押してきたりしますので、完全に双方向性が成立していないという訳でもありません。
このチャネルの多彩さと、双方向性がSNSを中心としたパーソナルメディアの大きな特徴といえましょう。
つづく