税理士の仕事ってⅤ

このように「お困りごと」のハードルが下がる二つ目の要因は、コンピュータ技術の発展によって「記帳代行」という専門性が不要になるかも知れない、という環境変化によりもたらされつつある。

 

しかし、この「記帳代行」における簿記会計の専門性が不要になりかけている替わりには別の条件が必要とされる。

それは「やや、コンピュータの操作に強くなければならない。」という条件である。

 

「やや」と書いたのは、この世界をこなすコンピュータの専門性はそれほどハイレベルのものでなくても済むからである。

パソコンの操作に関して少し気の利いた知識があれば使いこなすことは難しくないだろう。

 

とはいえ、世の中には私のように「コンピュータは、どうも本質的によくわからない。」と悩む人もまた少なくない。

「記帳代行」をコンピュータが楽々こなすことは分かっているのだが、その操作がどうにもおぼつかないのでどうにかして欲しい、というニーズも出現した。

 

さらに、コンピュータに弱いわけではないが、会計データの入力といった分野にはお金も労力もできるだけかけたくない、との思いを持つ人もまた多い。

彼らもまた「(入力作業を)どうにかして欲しい」と考えたのである。

 

 つづく