観光産業に見る日本の産業構造の問題点Ⅱ

この指摘における問題点は次の2点に整理できると思う。

・一見さんビジネスという劣化したビジネスモデル依拠しているということ。

・劣化モデルと判明してからもそのモデルをいまだに続けているということ。

 

劣化したビジネスモデルというよりも、もともとろくな商品開発もせずに、パッケージだけを変えた商品を販売すること自体、評価に値しない商売であるにもかかわらず「それで済んできた」のである。

 

更にいつも不思議に思うのは、こんなレベルのビジネスモデルが通じた時代はとっくに終わったとわかっているはずなのに、やめることができないという事実なのである。

 

それはおそらく、「こんなモデルでいいのだろうか?」と検証する必要もなくここまで来たし、「実際、うまくいったじゃないか。」という強い思いがあるのだろう。

 

この「成功体験依存症」という病は根が深い。

これといった有効な薬がないのだ。

「成功体験」という麻薬が身体から抜けるのには、相当の努力を要するということだけは分かっている。

 

何故こんなことになるのか、業界の体質という観点から分析してみると次のような指摘が考えられるのではないか。

 

 

つづく