プラスの効果しかない「情報発信(アウトプット)」―社長を「行動する人」に追い込む・・「実践」と「情報発信」は表裏一体―Ⅳ(おしまい)

今日もラジオで情報発信

 

然るべき課題になかなか挑戦しようとしない経営者たち。

わかっていても実践に至らないケースを度々見てきた私は、重い腰を上げさせるために、まずは「情報発信(アウトプット)」から手をつけてはどうかと考えました。

 

私自身も「情報発信(アウトプット)」することによって、自らを追い込むように心掛けているのです。

しかも、そうやって実践を重ねることによって、さらに「情報発信(アウトプット)」の材料が増えるために、そのこと自体が次の実践に繋がっていくのです。

 

お分かりになったでしょうか。

このように、「情報発信(アウトプット)」と「実践」は表裏一体となって、お互いを補完し、高め合うことになります。

「情報発信(アウトプット)」は、「やるべきこと」の実践前であっても、実践後であっても、それを行なうことでマイナスになることは全くありません。

プラスの効果しかないのです。

 

企業経営において「やるべきこと」は、いくらでもあります。

特に流動性の激しい現代経営においては、「やるべきこと」を実践し、世の中の変化に対応しながら革新を図っていく、というプロセスは避けて通ることができません。

それを回避した途端、我が社だけが世の中や時代の流れに置いて行かれることになるからです。

 

しかしながら、冒頭にも書きましたように、この「やるべきこと」に関しては、なかなか実践に至らないのが、経営者一般の傾向です。

その重い腰を上げさせる有効な方法論のひとつが「情報発信(アウトプット)」なのです。

 

「情報発信(アウトプット)」のこういった効果について、気がついている人はまだ少数派です。

それは、まだ「情報発信(アウトプット)」そのものが、経営者の間で習慣づいていないからにほかなりません。

 

この「情報発信(アウトプット)」の波及効果に一刻も早く気付いていただきたいと思います。

そして、それを企業の発展に必要な様々な課題を解決するための「実践」につなげられることを強くお勧めします。

 

ただ、繰り返しますが、この効果というのはあくまでも付随的なものです。

そもそも「情報発信(アウトプット)」そのものが、すでに現代経営に欠かすことのできないポジションを担っている、ということも忘れてはいけません。

 

 

おしまい