コンシェルジュに見るプロの仕事の共通項Ⅱ
コンシェルジュで記憶があるのは、昔、ディズニーランドに隣接するシェラトンホテルに宿泊した時、内容はよく覚えていないが、何かわからないことがあって調べる必要が出てきた。
1階へ降りていくと、フロントのそばにはっきり分かる形でコンシェルジュデスクがあった。
そのコンシェルジュデスクには年配の女性が立っていた。
私が用件を伝えると、彼女はすぐにテキパキと調べてくれた。
自分で調べ、部下にも適切な指示を出して、そのときの私の問題はたちどころに解決したのである。
この仕事ぶりを見ていて「ああ、これがコンシェルジュなんだな。」と、はじめて意識したことを覚えている。
NHKテレビ「プロフェッショナル仕事の流儀」に登場したコンシェルジュは、高級ホテル「グランドハイアット東京」のコンシェルジュであった。
シェラトンの時と同じ女性コンシェルジュの阿部佳さんである。
番組では、一流コンシェルジュのみが入会を許されている世界組織「レ・クレドール」で、減益にして名誉会員に認定されているただ一人の日本人、と紹介されていた。
「レ・クレドール」がなんなのか、さっぱりわからないが、なんかすごそうな組織である。
つづく