「情報発信(アウトプット)」を1枚の布に例えたら・・―情報発信を継続性と横展開という縦横の糸で織りなす―Ⅰ

私はこれまで「情報発信(アウトプット)」の重要性について度々訴えてきました。

言うまでもないことですが、その「情報発信(アウトプット)」は、単発で行なってもほとんど意味がありません。


現在世の中は、色々な形での「情報発信(アウトプット)」で溢れています。

そんな環境の中で注目を浴びようと行動を起こしたとき、1回や2回の発信では全く目立つことができないのは当たり前の話です。


それでも「情報発信(アウトプット)」を頑張って継続したならばどうなるでしょうか。

最初は小さかった分母も、積み重なっているうちにだんだんと大きさを増していきます。


この場合の分母というのは、発信した「情報の総量」とそれを読み一定の支持を表明してくれる「読者層」の両方を指しています。

発信された情報の総量が一定数いかなければ、支持者である読者層も形成されませんので、両者は不可分の関係ということになります。


その分母がある程度の大きさになったところで、世の中に対して、一定の影響力を持つようになるのです。

この「分母」が出来上がるまでは、「情報発信(アウトプット)」を我慢強く続けるしかありません。


さてここで、ちょっと唐突ではありますが、「情報発信(アウトプット)」を1枚の布に例えてみたいと思います。

完成度の高い「情報発信(アウトプット)」という1枚の布を織りあげるためには、いったいどういった考え方、戦略が必要になるでしょうか。


いうまでないことですが、1枚の布を織り上げるためには「縦糸」「横糸」の両方が必要です。

その中で、前述の「続ける」という行為、つまり「継続」という時間軸が「情報発信(アウトプット)」の「縦糸」になります。


この「継続」という時間軸が示す「縦糸」は、ある程度の期間続けてきたという実績がなければ作れません。

そういう意味では「情報発信(アウトプット)」というのは、必ずどこかで、まずそれを始めなければ、やがて得られるであろう大きな果実を手にできないことになります。

 

              まずは書かないことには・・・・・

つづく