「想像力」を働かせ「創造力」を駆使して作り上げてきた世界―経営者のもつ知識と想像力が時代を変える―Ⅴ

「情報発信(アウトプット)」という「ひと手間」とはいったいどういうことなのか。

私が取り組んでいる具体的な事例でご紹介したいと思います。

 

例えば、私は職業柄度々セミナーを開催しますが、法律改正や新しい政策、お得な制度などの定型的な情報の提供については、その講師をほとんど社員に任せています。

こういった内容のものであれば、私よりむしろ普段実務にどっぷりと携わっている社員の方が得意と言っていいくらいです。

 

それではどんな時に私が登場するのでしょうか。

私が講師を引き受けるのは、私のオリジナルのノウハウ、コンサルティング、提言などのコンテンツを提供するときだけに限定しています。

 

これらのコンテンツは、それこそ私が「想像力」を働かせ、「創造力」を駆使して作り上げてきたものだからです。

逆にこういったコンテンツを社員に語らせることは難しいでしょう。

 

さらに、これらについて私は、セミナーの場だけではなく、SNSを通じて、ブログ、コラムなどの形で日々発信しています。

また、定型的ではない私の話はその内容が面白いらしく、ラジオのビジネス番組は既に6年を超えて継続しています。

 

私に限らず、専門性を持った社長であれば、必ず社長にしか語れないオリジナルなコンテンツがあるはずです。

そのコンテンツを広く世の中に提供することはかなり意義深いことと私は考えています。

 

社長であれば、必ず持っているであろう独自のコンテンツ

それを探し出し、成形し、人前に提供できるものに仕上げるには、社長自らが想像力を働かせ、創造力をもって取り組むしかありません。

 

この困難とも思える作業を私はお手伝いできるのです。

社長が到達すべき想像力の世界、これを一緒に実現してみるのも面白い、と思いませんか。

 

         ラジオの生放送風景。

 

おしまい