マウントを取ること、或いは取ろうとすることの愚かさについて―ここに、女性にモテる秘訣がある(おそらく・・)Ⅷ(おしまい)

このシリーズ、本来は前回で終わりにするはずだったが、書き始めたら、結構マジにいろんなことに気がついたので、この件に関する分析をもう少し深掘りして終わりにしようと思う。

それは「女性にモテる云々・・」といったテーマを超えた話になってくる。

 

ただ、モテるモテないについて、最後に結論めいたことを言えば、過去を自慢したり現在を威張ることが、モテるにつながることは決してない、ということだけは、間違いのない事実なのである。

ここんところをほとんどの男性が勘違いしているのだ。

 

さて、このシリーズを書いていて「そうか。これが大事なんだ!」と気付かされたのは、前述した

「考えてみれば女性にモテるために未来を語るわけではない。語る未来がちゃんとあるから、女性にモテる可能性が高くなるのだ。」

というくだりである。

誰かに語れる未来を常に考えている人間は、それが男だろうが女だろうが、周りから見てきっと魅力的に映ることだろう。

 

そういう人間は、常にその希望する未来に対して、研究や情報収集も怠らないだろうから、前向きでポジティブな話題にも事欠かない

希望のある未来の話を聞いていて、いやな思いをする人は少ないだろう。

 

よほどシニカルな人間でもない限り、水を差すこともあるまい。

仮にそんな奴がいたら無視すればいいだけだ。

 

さて、ここまで、私のヒアリングによるリサーチ結果としての「こう考えこう行動したら女性にモテるんじゃないか」という、研究発表を行なってきた。

その1点においても、そう間違った研究成果でもないと思うが、前述のようにモテるモテないを超えた魅力的な人間への足掛かりも発見できたように思う。

なにか参考になれば幸いである。

 

なお、これは極めて私的研究による成果発表でございます。

なので、仮にその通り(モテるように)にならなかったからといって、当方は一切の責任を負いかねますのであしからず。

 

なかなかモテませぬ。本文とこの写真は何の関係もありません。

おしまい