儲からない、には二通りある ―目指すべき路線を考える―Ⅱ
さて、問題はもう一つの「儲からない!」です。
それは、商材はまあ普通、立地も特に関係ない、サービスや接客も通常レベル・・・・にもかかわらずちっとも売れない、儲からない、といったケースです。
これは
「なんで売れないんだろう?なんで儲からないんだろう?」
と、思っていても不思議ではない訳です。
というより、そんな疑問も持っていないようではお話になりません。
普通に商売をやっているのになぜちっとも儲からないのでしょうか・・・・
それは、商売が儲かる仕組みになっていないからです。
商売としての条件は何もかも平均的レベルに揃えてある、あとはお客さんが来るのを待つだけなんだけど、ちっともやってこない・・・何故なんだろう?
現代はこういった「待ち」の姿勢で、商売が普通に儲かるということはありません。
際立った特長でもあれば別ですが、平均レベルの商材やサービスでは、人々が自分から寄ってくることはあり得ないのです。
この状況を打破するには二つの考え方があります。
一つは、前述のように「際立った特長」を持つことです。
絶対に他では売っていない商品を取り扱うとか、めちゃくちゃ味がいいとか、サービスの質がダントツだとか・・・とか言ったことを指します。
もちろんこれは常に念頭に置いておいて、目指すべき路線ではありますが、ここに特化するのはかなりハードルが高いと言わざるを得ません。
つづく