メディアと経営の関係―そのあり方と時代性について考える―Ⅴ(おしまい)
旧メディアのアナログと新メディアのデジタルの両方を活用すべきと考えるのは、それなりの理由があります。
それは、インターネットとともにSNSといった媒体が急速に普及発展してきたといっても、活字や電波といった旧メディアの社会に対する影響力を排除することはできないということです。
例えば、「新聞」という媒体は、現在でも信頼度については一定の重さを持って敬意を払われています。
世間から信用されている度合いは、SNSなどに比べてもまだまだ高いといえましょう。
自社のHPにコラムを書くのと、新聞のコラム欄に取り上げられるのとでは重みに差があります。
テレビやラジオも同様です。
もし、自社の展開しているビジネスがテレビのビジネス特集番組にでも取り上げられれば、やはり大きな反響があることは間違いありません。
ラジオ聴取率も、今はそんなに高くはないとはいえ、結構いろいろな人が聞いています。
私は、旧メディアと新メディア、その両方を利用することで事務所のアピールに役立てています。
というのは提供する情報、コンテンツを両方で発信しているからです。
表現や長さなど微調整はしていますが、両方の媒体を駆使して、届けたいと思う情報を発信しています。
しかもそんなに難しいことをしているという意識はありません。
この方法論は是非、地方の経営者の方にも取り入れていただきたいのです。
その媒体利用の具体例等については、これからもこのブログなどを通じて少しずつご紹介していきたいと思います。
おしまい